惹かれる東京 前編

なぜか惹かれる東京。

行ったら行ったで愚痴しか出てこないのだけど、田舎もんのヒガミかな。

また行きたくなる東京。

今回は娘と女2人旅。

旅程に問題もあったのに、それも東京のせいにして東京の愚痴を書いていこうと思う。

(また行きたくなる東京、大好きな東京であることは変わりない)

出発。

どうしても飛行機に乗りたくて飛行機を選んだばかりに早朝5時前起き。

夜中なかなか寝付けず、朝からぐったり。

初日は今回の旅の目的である豊川稲荷東京別院へ。

すごくよかった!

境内の静けさ。喧騒がない。空気もいい。

しっかり融通金もいただいて融通してもらいます!

誰かがご祈祷してもらってるところ、本殿内後方は誰でも入室可なので静かにご祈祷見学。

祈祷の鐘と太鼓の音とリズムが心地よく、演奏会を聴いているような錯覚。頭がぼーっといい気分に。

そして参拝後は楽しみにしていたいなり寿し。これがすごくおいしかった。すごく。

その後は昼食も兼ねて築地場外へ。

途中、銀だこが目に入った娘はたこ焼きが食べたいという。

(無視しとこ)

まずは定番らしい卵焼き。串にささって100円。

うーーーん。すごく甘い。

私も娘も甘い卵焼きは苦手なのです。

海鮮系は娘が興味なし。

次はおでん。行列に並んだのに「こんにゃくしかいらん」という娘。

(こんなに並んだのに??)

私「こんにゃく1つください」

店員「1個?じゃあすじ2本つけて500円でいいよ!」

(安くしてくれたみたい)

娘「すじいらん」

店員「え?このすじ肉、黒毛和牛のA5だよ?お母さんと食べたら?」

(私もいらんのにふってくるなよ!)

私「すじは苦手なのでこんにゃく1個でお願いします」

店員「…」

(この親子は脂身が嫌いなのです。こんにゃく1個はもちろん値引きなし笑)

なんやこの客ーーーー

もう食べるもんないな。

(嘘だろ…せっかくの築地…)

コロッケ屋!うんコロッケいいやん。食べ歩きと言えばコロッケでしょ!

またも行列に並ぶ。

嘘だろ…ほくほくのじゃがいもコロッケが揚げたてで食べられると思って並んだのに

レジに近づいてわかった、ここのコロッケ、もんじゃコロッケだった。なぜもんじゃ…

もんじゃ好きじゃない…汗

でも並んだし買うよ。

好きじゃないもんじゃ味の、どでかコロッケ。

えーーん。

次はさつまいもチップス。

娘はさつまいも大好き。イメージは揚げたてのおさつどき!見た目もおいしそう!わくわく。

またも行列に並ぶ。

さつまいもの味がない。無味無臭のぱりぱりの物体。私も娘も無言でバリバリ。無表情でバリバリバリバリ。

「もう無理」と娘と目で合図し、目の前の初々しいカップルに差し出し、

「よかったらどうぞ」

もうなんなの!泣

娘「たこ焼き」

あーもうわかったよ!ここは安定のどこで食べても同じ味のたこ焼きにしましょう。

私「築地最後に帆立串焼きだけ食べさせて」

半なまーーーー泣

いや、わざと中心がレアになるように表面だけ焼いてるのかもしれない。そのほうが客受けもいいものね。しかし私は焼きの帆立は好きだけど生の帆立は苦手です。

えーーん。

やっと銀だこへ。

ここでも並ぶ。

1つ1つが大玉で食べごたえありそう!

あれ?おいしくないわけちゃうで?おいしいんやけど、なんかダシの味?粉の味?がなんか物足りない。

娘「マックスバリュの横にあるたこ焼きのほうがおいしい」(同感だけど店の中で言うなーー)

→地元のチェーン展開してる安いたこ焼き屋さん

なんかお腹いっぱい。たいして食べてないのに。

並んでばっか。

関西あるあるなのかな、なんか客捌きが遅い。行列できてるのに店員さん同士でしゃべって、口動かす前に手動かせ!って思う、関西人のあかんとこ。

東京の人ものんびり待ってはるわ〜

エレベーターで急いでないのに閉ボタン連打する関西人ですよ〜

おまけに味も合わず。

えーーん。

一番おいしかったのは豊川稲荷のいなり寿し!

築地は並び疲れるし食べるもんないので次はないかな!

でも大好き東京!

惹かれる東京!

つづく。

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